職人紹介

大城啓一

沖縄県工芸士 / 平成23年 認定番号85

ポスト

アルバイトも含めて8年ぐらいかかって、ようやく吹き手になることができたそうです。覚えが悪かった…そんなことはありません(大城さんごめんなさい)。それまでの積み重ねで技術はしっかり習得して、吹き手としての能力は充分だったのですが、吹く場所がなかったそうです。技術があっても“上”が沢山いたというか、詰まっていて、なかなか機会に恵まれなかったらしいです。誰かが休むと吹き手ができるということで、とっても嬉しかったそうです。 そして、ようやく吹き手になったのは、誰かが辞めたりした訳ではなく、忙しくて工場自体が6班から8班に増えたのでポストも増えたから。運が良かったのかな、タイミングによっては10年以上も、吹き手になれないという人もいたからねと話してくれました。

ハット

大城さんはこのハットを「裏返す」という手法で作ります。裏返すとは…【コップをイメージしてください…机において真っすぐな円柱形です…その飲み口を少し広げてみましょう…カクテルグラスのように…さらに広げて…もっと…もっと…あっ裏返ちゃった~という感じにハットは作られます】逆にわかりづらくなってしまったかもしれません…とにかく裏返すんです(汗)。 このハットは裏返して広げていくので、生地の厚みが重要だそうです。同心円が外側に行くほどに面積が広くなるように、広げれば広げるほど厚さが薄くなっていきます。出来上がりのイメージをしっかりもっていないとうまくできないのでしょう。そして傷をつけないように木のヘラで形を整えていますが、毎回熱くて炎が上がります。本当はもっと柔らかい新聞紙などを水で濡らしたものの方が、傷がつきにくいそうなんですが、広げた生地が薄いので水をつけると割れちゃうそうなんです。

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