職人紹介

大城清善

沖縄県工芸士 / 平成19年 認定番号70

きっかけは鉄工場

しかし、そこは大城さんにとって『運命的な現場』といえる場所になったのでした。大城さんが足場を組んで作業をする下で、琉球ガラスを作る職人に同じ高校の先輩たちがいたのでした。見覚えのある顔のメンバーたちに「アルバイトならここですれば」と誘われて、そこの琉球ガラス工房でアルバイトをすることになったのでした。

仕上げの助手

仕上げをする末吉班長とのあうんの呼吸で、助手を務める大城さん。「この工程の助手は高度な技術が必要なんだろうな…」と思う若造の仮説が、びっくり証明されました。来客の案内があり席を外す末吉班長が何やら大城さんに耳うちしています。「帰ってくるまで別のことをしているように」と指示が出たのかと思いきや、大城さんがすぐに仕上げを始めちゃいました。

ちろり

『ちろり』の製作工程についての質問に「助手との呼吸を合わせることがもっとも大切だね。」と大城さん。この酒器の特徴である細くて長い注ぎ口は、ビアジョッキの取っ手のようにガラス素地を後からくっつけるのかと思いきや~~違いました。なんと器の部分から引っ張るんです。ストロー状に穴があいた状態を作るために助手が特殊な道具で息を吹き入れながら、大城さんが引っ張るそうです。正に呼吸を合わせなければできない工程です。 助手との呼吸もバッチリで、タイミングよく引っ張れたとしてもガラス素地の状態で勝手に割れちゃうこともよくあるそうです。繊細な器ですので、温度管理も慎重に手元のバーナーで行います。ここまでの工程も集中しまくりなのですが、この後の「取っ手をつける穴をあける工程」や「それぞれの口の大きさに合わせた蓋作り」も同じくらい集中が必要だそうです。一つ一つを確実にこなしていかなければ、出来上がらない作品ですが、誠実な性格の大城さんだからこそ作り続けることが出来るのでしょう。

意志の疎通

そんな大城さんが、作品作りで最も重要視するのがチーム5人のコミュニケーション。「それぞれの能力が上手い下手の前に、みんなが気持よく仕事ができないと決していい作品はできないよ。そのためには意思の疎通は欠かせないね。」と語ってくれました。

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